10年以上前から大学病院で抜いたほうが良いよと勧められていたものの、面倒で放置していた親知らずを抜いた時の記録(5/7)
3月初旬
ついにその日はやってきた
えらく泣かされた水平埋伏最後の1本とのお別れである
これで全てから開放されるんだという清々しい気持ちと、術後予想される痛みが交じり合い、ああ梅干しを食べる瞬間みたいだな
抜歯は午後1:30〜と2:30〜の二枠あったが、空いていたのは2:30〜だった
2時少し前に歯科待合室着、待合室には2名ほど、他科にかかる患者か?
来る戦いに備えストレッチしたりして過ごす
しばらくして診察室から一人のスーツ姿の目を真っ赤にした男性が頬を押さえて出てきた
ついで助手らしき女性
「おつかれさまでした、抜いた歯を入れておきますね」と男性に渡していた
診察室の扉が半開きで初めて気付いた、奥からギュインギュイ〜ン、ゴリゴリゴリゴリと音が漏れてくる
これが終わったら自分の番か...
トイレに行き用を足しうがいをしてまた待合室へ