10年以上前から大学病院で抜いたほうが良いよと勧められていたものの、面倒で放置していた親知らずを抜いた時の記録(1/7)
親知らずの存在に気づいたのは20代前半
10数年前徹夜が多かったある日、左下奥の歯茎が腫れて痛むので近所の歯科医を受診
レントゲンで、下の親知らずが左右とも全く見えない(水平埋伏 すいへいまいふく)だった事を知る
どちらも顎の骨から生えていて、おまけに大きいから大学病院での抜歯が良いと言われた
ただ、この先生は長い間口腔外科に勤めていた事もあり、ちょうど痛む左側は右側よりは楽に抜けそうとのことで左下水平埋伏を抜いていただくことに
先生のご友人(同じく歯科医)と二人がかりで抜歯をしていただいた
が、抜くのに約3時間と大変な抜歯となった
先生いわく、大きく固いしっかりした歯だね、親に感謝しないと...
大学病院では使う機材が違うし毎日難しい抜歯をしてるからもっと早く楽に抜けるよと
そして最後に、もう懲りたから右は絶対大学病院行ったほうが良いよ!僕はもう抜かないとも
腫れがひくまで2週間程かかったが予後は順調、そしてしばらく親知らずの事を忘れていた
左下の親知らずを抜いて5年が過ぎた頃、久しぶりに近所の歯医者へ
レントゲンを撮り、以前のものと見比べる先生が、「上の親知らずが2本とも伸びてきてるね」「歯茎噛まない?」言われてみて初めてわかった
上の奥歯を舌で触ると段差ができてる!奥歯(親知らず)がいちばん長いぞ
ただこの時点では歯茎を噛むこともなく虫歯にもなっていないので放置
右下はたまに腫れることがあるけど、わざわざ大学病院行くのが面倒だしこれまた放置
そして時は過ぎ(左下を抜いてから11年後)
10月に痛む→内科でもらったロキソニンを飲んで耐える 2日で腫れもひく
11月にも2度ほど痛む→痛み止め飲んで2〜3日で治まる
12月 毎週のように腫れる しかも痛みのレベルが違う 親知らず外側の歯茎にポコッとした腫れまで現れる 以前他の科で処方されたカロナールやロルカムを飲んでしのぐ
この時点で食事が満足にできなくなる
年明け1月 相変わらず腫れて痛む これは流石に困ったぞと近隣の口腔外科をネット検索
自転車で行ける距離に、他院で断られた親知らず抜きますよとある病院(県内に複数開設している口腔外科)をみつけた
ここで悩んだこと
・費用はいくらかかるのか?
最近のオサレ系病院は自由診療ってのもあるみたいで、保険のみで診ていただけるのかわかりにくい・素直に大学病院行くべき?
調べたら大学病院の初診には、紹介状or初診時選定療養費が必要らしい紹介状→お高いんでしょう?面倒だ
初診時選定医療費→いつのまにかこんなのができてる 数千円も余分に払いたくない
で、悩んだ挙句近さと貧乏根性?からこの口腔外科へ行ってみることに
設備キレイ、パノラマレントゲンも初めてでスゲー
ここでならきっと抜いてくれると期待したが、あっさりウチじゃ根が残るかもと大学病院を勧められてしまった
考えられたこと
・面倒な難抜歯で余計なリスク負いたくないからか?抜歯より歯周病やホワイトニング、インプラントの方がお金になるのかなと
仕方ない諦めます
最後に先生が、消毒しときますとスポイトのようなもので液体を奥歯に注入してもらい、抗生物質と痛み止めを処方されがっかり帰宅
(この病院で払った金額と選定医療費を考えると、最初から素直に大学病院行っとけばな〜と)
帰宅後、たぶん消毒して1時間後位だったかな?
急に右下親知らずに激痛、顔が火照り喉の奥が痛くなってきた、気管支の方まで息苦しい、微熱もある
今まで経験したことのない痛みと不快感だった
急いで処方された抗生物質と痛み止めを飲む
30分位で少し落ち着いたが明らかにおかしな症状だったので、ついに大学病院受診を決意する